バリ人の夫と、ハーフの女の子と男の子と4人家族。
2011年11月に家族4人でバリ島に移住。
2017年4月に夫と死別し、現在シングルマザー。
セラピスト、ヨガインストラクター。
現在はバリ島で、ダイアモンドや天然石を使用した
ジュエリーのデザイン制作をしています。


2012年10月17日水曜日

成長

10月になって移住の準備をするつもりで予定を空けておいたはずが、気づいたら
スケジュール帳が真っ黒に埋まっている。今日だけ何も予定のないフリーの日だけど
新しく始まるスクールの仕事の準備をしたり、家の片付けをしたりであっというまに
こんな時間。引っ越しの準備は子ども達が寝てからコツコツとやることに。

今月、我が家は誕生日ラッシュ。マクアは10日で1才、ラウラは今日3歳に。
産む時の痛みはすっかり忘れてしまったけれど、出産の時の様子は二人とも鮮明に覚えています。ラウラの時は夜中の11時頃破水して病院へいき、20時間くらい長い陣痛を乗り越えての出産。マクアは朝の7時頃に病院へいき、ちょうど稲刈りだったので古屋ではざかけを手伝ったりして吉村院長と、助産師さん達と庭でお昼ご飯を食べて、部屋に戻ると一気に陣痛が強まってつるんと出産。
入院のごはんが、ほんっとうに美味しくてかなり幸せで贅沢な入院生活。
これを味わってしまうと、次もここで産みたいな〜何て思ってしまう。

子どもを産んでから、いろんな事の価値観ががらりと変わってしまった。
先日、吉村医院の田中先生のお母様のお話を聞きにいった。
5人のお子さんがいるのだけれど、今までいろんな仕事をしたけれど一番楽しくて
やりがいの会った仕事は子育てです。とおっしゃっていた。
独身の頃、この話を聞いたら『はっ??』と思っただろうけど、実際子育てをしてる
最中に聞くと、胸にずしーんと響く話だった。

私の家は自営業なので、一緒に遊んだり話をした記憶がほとんどなくて運動会はお弁当だけ置いてすぐ帰ってしまったし、授業参観なども来てもらった事がほとんどない。
少し寂しい気持ちもあったので自分の子どもは出来るだけたくさん一緒に時間を過ごしたいなと思っています。仕事が1番ではなくて、家族を1番に考えて生活するつもり。
田中先生に久しぶりにあって、握手をしたらなんだか涙が出てきてしまいびっくりした。
吉村医院での出産はかなり特別な物だったと思う。
いろんな感情があって、ついうるうるしてしまう。

全ての家庭ではないけれど日本は仕事が1番、家族は2番という感じが多い様に思う
育った環境でこんなにも子どもの成長が違うのだと、痛感した事がある。
日々ニュースで流れる事件、親が子どもを殺す。子どもが親を殺す、とかいじめや
自殺の問題。どのように育ててもらったかが大きく影響しているように思えてならない。
ほったらかしではなく、愛情豊かに子どもと一緒に生活できたらなと思う。


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