バリに来ると、路上や街中で物乞いをする子連れの女性や、小さな子供達を見かけます。
バリに訪れたある男性が、バリにもまだこんな人達がいるのか?どこからくるんだろう。
と不思議に思い、調べるとバトゥール山の北東に位置する乾燥地帯
「ムンティグヌン地区」という所からきている事を知ります。
私たちの住んでいる地区では、雨季の時はものすごい雨量ですが、ここの地域は、
雨が滅多に降らないため、お風呂にも入れない。そして産業がない。
35の村があり,約5500人の人々が生活しているが、
35の村があり,約5500人の人々が生活しているが、
水がないため,約2時間かけて毎日となりの街まで水をくみにいっていた。
生活水を得るのに精一杯、産業や仕事もない。そんな人達が街に降りてきて,大きな道路で
止まる車に声をかけ物乞いしています。
その男性がこの村にも、収入を得る何かを。という事で始まったこのプロジェクト。
皆さんも知っていると思いますが,カシューナッツです。
他にも、ロセラやパームシュガーなど栽培。
ナッツの皮をむくのに、ほとんどはインドなど荷送り機械で全て行うのですが、ここのナッツは
全て手作業で剥いています。食べるとわかりますが、手で全て剥いているので形もまばらです。
もう一社、バリ島からカシューナッツが販売されています。
この話を知らず、二つ商品が並んでいたら、パッケージのデザインなどで
間違いなくもう一社の方を多くの方が選ぶと思いますが、
そちらは,貧困地域を助ける.と同じ名目で行っていますが実際は加工はバリ島でしておらず
海外へ送り機械で一気に仕上げているそう。
物乞いを人にお金をいくらかあげるより、実際にナッツをたくさん買って、売り上げとして貢献
したいなと思い、今回日本にいくつか買って帰る事にしました。
ナッツは香ばしくて甘みがあり、そのまま食べてもとっても美味しいです。
2005年から始まっているこのプロジェクト。ナッツなどの売り上げで、
既に村には、雨水を濾過して飲み水にできる機械を導入し、生活に必要な水を自分たちの地域で
確保できるようになっています。
フェアトレード商品なおD日本にも増えてきていますが、実際自分が暮らす島で、
こういうプロジェクトにより生活が便利になったという話を聞くととっても応援したくなります。
20袋限定ですので、欲しい方はご連絡くださいね
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