ジャティルイのライステラスがやっていた。
牛をつかったり,すべて人の手で田植えをするという、昔と変わらないやり方。
そのあとは、日本の農業について。イチゴや野菜をコンピューターですべて管理して
温度管理や水やりなど、ボタン一つで行う。という方法。
正直、違和感を感じてしまったけど、効率や経済効果を考えると今後そういう
時代になっていくのかな?と思った。
バリ島で、お米を作る村の村長さんに、「どうして機械を使わないのですか?」
と質問すると、
機械を使えば,効率も良く,経済効果はある。
しかし、それよりも文化を大切にしたい。
ん〜!何ともすばらしい答え。
いくら手間や人手がかかって、時間が何倍もかかっても昔のやり方を守りたいという
文化の国。バリ人と日本人を見ていてもその違いはとても明確。
まず、優先順位のつけ方が全く異なる。
日本人の多くは、仕事が優先。
バリ人は、お祈りなど宗教事、家族の用事が優先。という人が多いように思う。
私の両親も、一年360日くらい働いていて、学校行事があっても病気になっても
仕事優先。風邪を引いて、家にお母さんがいてくれるって、子供からしたらすごく
嬉しいことだと思う。
私も今まで働いた会社は、友人の結婚式があっても休めないような会社だった。
なので、仕事を簡単にキャンセルする.という事がどうしても理解できなかった。
細かく記されている大きなお祭りなどがあると、仕事が入っていても普通に休む。
まだ結婚する前に,びっくりした事は姪っ子の学校のお迎えがあるといって、
仕事をキャンセルしたときは驚いた。
宗教が強い国なので,住んでみて、少しはそういう事を理解できるようになった
つもりだけど、やはり私は日本人なので、???な事もたくさんある。
日本は、あふれるほど物があり、消費社会で経済が回っている。
バリは、物もあまりない、効率も良くない事だらけだけど人とのつながりとか
家族のつながりはかなり濃い。
そういう所が好きでバリが大好きになったんだな〜と、思い出した。
どちらも、いいところはたくさんあって、日本もバリも大好きなので
行ったり来たりできる生活ってとっても贅沢だなと思います。
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