バリ人の夫と、ハーフの女の子と男の子と4人家族。
2011年11月に家族4人でバリ島に移住。
2017年4月に夫と死別し、現在シングルマザー。
セラピスト、ヨガインストラクター。
現在はバリ島で、ダイアモンドや天然石を使用した
ジュエリーのデザイン制作をしています。


2013年3月4日月曜日

感動の再会

最近時間のある時に、4月と5月にいらっしゃるお客様の泊まられる
ホテルやvillaをチェックしにいっています。
チャングーやウマラスのvillaは、スタイリッシュで洗練された建物が多くて
広いキッチンや大きい窓のつくりをみていると、いつか私もこんなお家に
暮らしたいな〜なんて、夢が広がります。

レギャンやスミニャックの大きなホテルは、ロケーションはもちろんスタッフの
対応もすばらしくて、歩いているだけで皆キラッキラの笑顔でこちらを向いて
微笑みかけてくれる。まだバリに来始めた頃、ホテルやレストランでバリ人の
この笑顔にとても癒されていたなあと思い出す。
そして,もうひとつ思い出したこと。
おととい見に行った最後のホテル。
確か最初にバリに来たのは7年位前だったと思うのだけれど,そのとき泊まった
バリ風のホテル。ロビーで目の見えない演奏者がティンクリックを演奏していた。
それを見て、7年前の光景が鮮明に思い出されて鳥肌が立った。
夜のロビーと朝食をとるレストランのガゼボで、当時も彼がティンクリックを
演奏していたのです。
あの時から私は、新しい仕事に就いたり結婚して子供が産まれて、
さまざまな環境の変化があったり色んな経験をして,この島に戻ってきたのだけれど、
彼はきっと7年間ずっとここで毎日、変わらず演奏していたのだと思うと、
何だかとても不思議な気持ちになった。
そこだけ時が止まっているような空間なようだけど、訪れる人々や時間は確実に
変化して過ぎていき、彼はそこに座って毎日変わらず演奏をして、人々の記憶や
思い出に残っていくのだなあ。

五体満足である私たち。特に日本は、沢山の仕事があり選ばなければすぐにでも
働いてお金を稼げる環境があり、比較的簡単に仕事ができる。
何でもできる分、彼のように一生やっていけれる仕事に出逢うのも難しいように思う。
私も8年近く続けてきた自分がさせていただけるお仕事。
できれば、一生続けていきたいくらい大好きな事です。
そして、誇りを持っているし自信も持てるまでになりました。
自分がそんな風に思えるようになるまでに、支えて頂いた今まで出逢った全ての
お客様や一緒に働いてきた先輩やスタッフにとても感謝しています。
お金を頂かなくて、仕事という形ではなくてもきっとマッサージは何らかの形で
ずっと続けていくと思います。

7年ぶりに、彼に出会って自分のやりたい事が少しまた見えてきたように思いました。





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