バリ人の夫と、ハーフの女の子と男の子と4人家族。
2011年11月に家族4人でバリ島に移住。
2017年4月に夫と死別し、現在シングルマザー。
セラピスト、ヨガインストラクター。
現在はバリ島で、ダイアモンドや天然石を使用した
ジュエリーのデザイン制作をしています。


2015年4月1日水曜日

物より思い出?


エイプリルフール。
嘘をついてもok!という日ですね。皆さんは何か思い出とかありますか?
今日から4月でいよいよ新年度。自分の産まれ月でもあるし、
暖かくなって桜や色んな草木が芽吹いて、一番大好きな季節。
日本で過ごせないのがとっても残念。

もう14年前の話だけど、京都の短大を卒業して4月1日、社会人1日目。
朝から仕事へ出かけ、仕事を終えて家へ帰る電車の中。弟から電話があり、家が燃えて火事だと。
その日はエイプリルフールで、他の友人からもだまされていた事もあり、
またまた〜そんな嘘を!なんて思っていたら、何度も色んな人から電話が。。
後ろから消防車の音が聞こえたり、親友まで同じ件で電話をかけてきたので、
これって本当だ、、と電車の中でちょっとパニック。

途中の駅まで友人が迎えにきてくれて家まで送ってくれ、
家に着いた時はもう火も消し終わって家は全焼。
その日にもっていた荷物と、着ていた服以外は何もなく、あまりのショックに
立ち直るのに結構時間がかかった。
まさか自分の家が火事になるなんて考えた事もなかったから。
運良く、洋服屋勤務だったので会社が洋服を段ボールでたくさん送ってくれたり
友達から写真やお金やものを頂いたり、遠くから会いにきてくれたり色んな人に
助けてもらった。

まだ若かったしその頃は物欲まみれで、異常なほど洋服や靴やかばんなどにお金を
使いまくっていたりしていたのだけど、昔の思い出のものとかそれらも全て無くなって、
ものがなくても生活できるのだなあと、はじめて実感した。
この頃を境に、ものへの執着や物欲はどんどん減って、
あまりものを持たない生活にシフトできたので、色々失って悲しい事もあったけど
気づかせてもらえた良い機会だったのかなとも思う。

これがないと生きていけないとか、これは絶対に必要とか、
ものや人に対してもそうだけど執着が強すぎると,何だか怖い念みたいなものになり、
自分を苦しめるだけのような気がする。
旦那が、死んだらお金も物も持っていけない。とよく言うけれど、
確かに物欲がほとんどない。

執着がなくなったり、物欲が無くなったり、ヨガを練習して
更に実感できるようになったけどバリに住んでいると、物欲をそそられる事もそんなにないし
シンプルに生活できる環境だしとっても、住み心地はいいです。


昔何かのCMで「物より思い出」
みたいなキャッチコピーがあったけれど,本とにそうだなと思う。
物は無くなってしまったり壊れてしまったらおしまいだけど、思い出は一生残るもの。
子供との時間も、物をたくさん買い与えるより、
楽しい時間を過ごす事にお金を使えたらいいなと思う。




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