バリに住む苦労 〜物価の値上がりと同居と価値観の違い。

土地の値上がりが、世界第二位だったというバリ島。

土地以外にも目に見えるくらい、物価の値上がり方が異常。

小さい事でいえば、いつもいくビーチのトウモロコシが５０円から１００円と突然倍に。

（安いけど、いきなり倍っておかしい、、）

日本のスーパーのパン屋の食パン。美味しいので週２で買うけれどこの一年で二回にわたり

値上げ。物価の値上がりのスパンが短すぎるし、色んなものが値上がって値上がり方も半端ない。

土地の値段は５、６年前に買っていた人は１R/ 50万円とか６０万円とかだけど

いまは同じ土地が約１０倍というところがほとんど。

私のすんでいるだいぶ北のローカルエリアでも最低４００万円/1Rとかなので手が出ない。

この前新聞で、スミニャックのオベロイ１R/2000 万円！とか。

ローカルのお給料はだいたい一ヶ月２万円程度。

もらうお給料は５、６年前とそんなに変わらないのに，まわりの物価だけがどんどん

値上がって、こんなに上がったら、土地なんて買えないし、生活も苦しいという話もよく聞く。

外貨を持ってバリ島で生活する人からしたら物価は安いと感じると思うが、

ローカルはどんどん、生活が苦しくなるんじゃないかなと思う。

うちもあと１年半でコントラが切れるので、引っ越しか、土地を探すかしているのだけど

想像以上に土地の値段が上がっていて、びっくり。

最悪、実家の二階に家を建てようか．とも考えたりするけれど、姉家族が住んでいる間は

絶対に同居は無理。

移住してすぐ実家に住んだのだけど半年でギブアップ。日本に子供を連れて帰りました。

バリ人に多いと思いますが、人のものを勝手に使うなどプライバシーという言葉を知らない人が

多いと思う。よくいえば，人との間に壁がないというか、、でもなさ過ぎてあなたのものも私のもの。

義姉さんもかなり豪快で強烈です。

人の部屋に勝手に入る、人のものを勝手に使う、人の服を勝手に着たり切ったり！

その昔、無くなったと思って探していた長袖が、ノースリーブになって義姉が着ていた時は

目を疑いました。

同じく、貸したレギンスをハーフパンツみたいに切って履いていた時も目を疑いました。

日本の雑貨屋さんで買ったお気に入りの可愛い庭用の軍手の指先が、第一関節全て切られている状態で

義姉のバイクから見つけた時は、もう言葉を失いました。（全て勝手に）

それを怒ったら、切った指先の部分を縫って返されたけど、指入らないし汚いしどうやって使うの？？

あいた口が塞がらないとはこの事です。

他でもよく聞くけど、冷蔵庫の食材を勝手に使うのは日常茶飯事。

日本から送ってもらった貴重な子供のお菓子や食材も、姪っ子が勝手に部屋に入って

荷物をあさって食べるのも当たり前。

母もそうなら，子供も真似します。

うちの子には絶対させたくないです。日本に暮らしたらそれは通用しません。

そんな数々の事件も、相手は悪いと思っていないのでいくらこっちが言っても無駄です。

マンゴーが嫌いな人に，マンゴーってすっごく甘くて美味しいよね！といっても

全くわかってもらえないのと同じ感覚です。勝手に人のものを使ったりする事を悪いと思っていない

バリ人って結構多いと思う。

そこにはこえられない文化の壁があります。自分の事をわかってもらおうというのも

難しいし、相手の理解できない事も多いので、お互いの歩み寄りが大切。

それか、見ないようにする事が一番。自分に見えなければ何の問題もありません。

そういう距離や、そういう環境に持っていく事も大切。

今になったら笑い話ですが、こんな事件が日々ありすぎて同居は絶対に絶対に無理。

あのまま暮らしていたら、間違いなく鬱になりそうでした。

日本でもどこの国でも、同居問題は大変ですね。

バリ在住の方の面白いブログがたくさんあります
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